2022年4月5日 / 最終更新日 : 2022年4月5日 nakagawa219999 ◆遺言書で失敗しない実務 自筆証書遺言の日付と成立日が異なる場合は遺言書は無効か(最高裁R3/1/18) 民法968条1項が,自筆証書遺言の方式として,遺言の全文,日付及び氏名の自書並びに押印を要するとした趣旨は,遺言者の真意を確保すること等にあるところ,必要以上に遺言の方式を厳格に解するときは,かえって遺言者の真意の実現を阻害するおそれがある。
2020年3月12日 / 最終更新日 : 2020年3月13日 nakagawa219999 相続法改正 相続法改正で影響を受ける遺言実務の基礎知識(2020年全面施行)その3 これでは、声の大きい相続人が得をすることになってしまうのでないか。遺言の効力を薄める法律論を展開することは、そもそも自分の財産をどのように処理するかは本人の自由である憲法29条から当職は疑問を禁じ得ない。
2020年3月12日 / 最終更新日 : 2020年3月12日 nakagawa219999 相続法改正 相続法改正で影響を受ける遺言実務の基礎知識(2020年全面施行)その2 1.相続法改正で公正証書遺言の優位性は高まったか (1)公正証書遺言の執行の迅速性 公正証書遺言は、遺言者の死後、家庭裁判所で検認手続をする必要がないため、相続人は速やかに預貯金や不動産などの相続手続が行える。遺言執行者 […]
2020年3月11日 / 最終更新日 : 2022年8月16日 nakagawa219999 相続法改正 相続法改正で影響を受ける遺言実務の基礎知識(2020年全面施行)その1 1.相続法の改正 これについては、すでに詳しいブログを書いた。 ⇒ https://inherit21.com/revision-of-the-inheritance-law-list/ そこでここでは、実務家向けに特に […]
2018年7月16日 / 最終更新日 : 2018年7月26日 nakagawa219999 ◆遺言書で失敗しない実務 どの遺言書のカタチを選べばいいのか、遺言書が無効になる場合がなぜ多いのか。 遺言書を法律的に有効にするには法の定める遺言の方式にのっとり、いくつかの用意されたパターンである自筆証書遺言、公正証書遺言等のうちで合ったものを選択し、法の定める共同遺言の禁止の定めや遺言の無効に気を付け、状況が変われば遺言の撤回もすることを考えたほうがいい。